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IT技術者「35歳定年説」について考えてみた

·624 文字·2 分
Advent Calendar 35歳定年説
maruTA / Takayuki MARUYAMA
著者
maruTA / Takayuki MARUYAMA

※この記事は丸太式 Advent Calendarの16日目です

IT技術者の定年は35歳であるという節、いわゆる「35歳定年説」がありますが、試しに検索してみると「本当だった」という声と「嘘だった」という声が両方とも見られます。

個人的な見解ではありますが、「35歳定年説」は嘘だと思っています。

まず、日本社会は年功序列の考えがまだまだ強く、IT企業であっても例外ではないということがあります。
会社側が"35歳定年"になってしまうキャリアパス、つまりマネジメントへの道しか提供していない為にこのような俗説が出現したのでしょう。

ただ、35歳だろうが45歳だろうが、途中で技術から離れてしまう様な人は技術者では無いと思っていますし、それまでどれだけの功績を残していても認識を改めることになります。
技術から離れてマネジメント側につく人は、技術にさほど興味が無かったのでしょうね。
本当に技術に興味があれば、現場から離れることはないでしょう。

確かに"プロジェクトマネジメント"は誰かがやらなければならないことですが、だからといって技術から離れるくらいならそんなものは技術者じゃない人に任せておけば良いのです。(技術を知らない人がマネジメントするという問題もありますが、技術から離れてまでマネジメントに専念するならあなたは技術者ではありません)

以上、個人の見解でした。
私が35歳になるまでまだ10年以上ありますが、そのときになっても同じような意見が言える技術者でありたいです。